☆腹腔鏡(ふくくうきょう)肝臓手術で8人死亡の異常事態。 [ニュース]
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☆腹腔鏡(ふくくうきょう)肝臓手術で8人死亡の異常事態。
群馬大学医学部附属病院(前橋市)で、2010年12月から今年5月までに、
肝臓手術を受けた60代~80代の患者8人が手術後に死亡した。
そのうち最も早く死亡した患者はわずか2週間後だったようです。
この件で病院は14日、記者会見において明らかにしました。
事態は、肝臓の腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を受けた患者92人のうち、
8人が手術後3カ月の間に死亡したというものでした。
亡くなった8人を執刀したのは、同病院消化器外科の40代の男性医師(助教)でした。
この問題で、病院は調査委員会を設置して原因を調べているとのことです。
亡くなった8人が受けた腹腔鏡手術は、腹部に穴を空け、
カメラやその他手術器具を入れて行う、極めて難度の高い手術でした。
このような高難度の手術は本来、事前に院内の「臨床試験審査委員会」という、
審査で承認を受ける必要があるにもかかわらず、この男性医師は、
申請せずに手術を行ったということでした。
病院側は事態を重く受け止めて、今年8月に調査委員会を設置しました。
そして、手術の内容について詳しく調べているものの、現在までのところ、
手術と死亡との因果関係は分かっていないということです。
また、群馬大学病院は重粒子線治療の研究を行うなど、
極めて高度な医療を行おうとする医療機関を承認する立場の
「特定機能病院」のひとつと言われています。
塩崎恭久厚生労働相は14日の記者会見で、
「死亡との因果関係など事実関係を正確に把握し、病院からの報告聴取など
適切に対応する」と述べ、調査を行う方針を明らかにしました。
しかし何故、8人もの患者が相次いで死亡したのか?
最初に犠牲?になった患者に対して調査しなかったのか、
という疑問が残る。
手術することは、治療改善が見込まれるから行ったはずである。
しかし残念ながら手術の甲斐もなく・・、ということも想定はできるけれども、
その時点で、検証は行われなかったのか、とも言えるのではないだろうか。
そもそも、この助教が執刀する際に他のスタッフ職員や上級責任者などと、
術前ミーティング等が適切に行われていれば防げた事案のように思えるのだが、
そういったマニュアルというか、手順という決まり事がなされていないのであれば、
患者は安心して受けられないし、実にずさんとしか言いようがない。
おそらく術前のミーティングはあったであろうとは思うけれども、
助教ひとりで、委員会の承認を申請ぜずに勝手に行ったのか、
あるいは、申請することを知らなかったのか、
あるいは、上級責任者のチェック体制が機能していなかったのか、
様々な要因が重なったと思われるし、と同時に、
患者の生死に関わる重責に対する組織のあり方も問われるべきである。
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☆腹腔鏡(ふくくうきょう)肝臓手術で8人死亡の異常事態。
群馬大学医学部附属病院(前橋市)で、2010年12月から今年5月までに、
肝臓手術を受けた60代~80代の患者8人が手術後に死亡した。
そのうち最も早く死亡した患者はわずか2週間後だったようです。
この件で病院は14日、記者会見において明らかにしました。
事態は、肝臓の腹腔鏡(ふくくうきょう)手術を受けた患者92人のうち、
8人が手術後3カ月の間に死亡したというものでした。
亡くなった8人を執刀したのは、同病院消化器外科の40代の男性医師(助教)でした。
この問題で、病院は調査委員会を設置して原因を調べているとのことです。
亡くなった8人が受けた腹腔鏡手術は、腹部に穴を空け、
カメラやその他手術器具を入れて行う、極めて難度の高い手術でした。
このような高難度の手術は本来、事前に院内の「臨床試験審査委員会」という、
審査で承認を受ける必要があるにもかかわらず、この男性医師は、
申請せずに手術を行ったということでした。
病院側は事態を重く受け止めて、今年8月に調査委員会を設置しました。
そして、手術の内容について詳しく調べているものの、現在までのところ、
手術と死亡との因果関係は分かっていないということです。
また、群馬大学病院は重粒子線治療の研究を行うなど、
極めて高度な医療を行おうとする医療機関を承認する立場の
「特定機能病院」のひとつと言われています。
塩崎恭久厚生労働相は14日の記者会見で、
「死亡との因果関係など事実関係を正確に把握し、病院からの報告聴取など
適切に対応する」と述べ、調査を行う方針を明らかにしました。
しかし何故、8人もの患者が相次いで死亡したのか?
最初に犠牲?になった患者に対して調査しなかったのか、
という疑問が残る。
手術することは、治療改善が見込まれるから行ったはずである。
しかし残念ながら手術の甲斐もなく・・、ということも想定はできるけれども、
その時点で、検証は行われなかったのか、とも言えるのではないだろうか。
そもそも、この助教が執刀する際に他のスタッフ職員や上級責任者などと、
術前ミーティング等が適切に行われていれば防げた事案のように思えるのだが、
そういったマニュアルというか、手順という決まり事がなされていないのであれば、
患者は安心して受けられないし、実にずさんとしか言いようがない。
おそらく術前のミーティングはあったであろうとは思うけれども、
助教ひとりで、委員会の承認を申請ぜずに勝手に行ったのか、
あるいは、申請することを知らなかったのか、
あるいは、上級責任者のチェック体制が機能していなかったのか、
様々な要因が重なったと思われるし、と同時に、
患者の生死に関わる重責に対する組織のあり方も問われるべきである。
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