☆駅員に暴行し、袈裟固めで逮捕された男の悲しい理由。 [日記]
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☆駅員に暴行し、袈裟固めで逮捕された男の悲しい理由。
酒に酔った現役の自衛官に暴行された駅員・・。
駅員は、柔道の有段者で、加害者に繰り出した技は「袈裟固め」。
12月10日午前1時20分ごろ、兵庫県明石市のJR西明石駅で、
自衛隊大阪地方協力本部所属の広報官の男(45)が男性駅員(24)
を暴行したとして、逮捕された。
警察によれば、料金を支払わずに改札を無理やり乗り越えたため、
駅員が呼び止めたが、急に殴り掛かったということだった。
(怒った挙げ句の暴行?)
駅員が、「警察を呼ぶぞ」と叫んだところ、男が逃げようとしたため、
男を組み伏せ、「けさ固め」という柔道の「寝技」で取り押さえたとのこと。
警察の調べに対して男は、「注意されてムカッときた」と容疑を認めたそうだ。
駅員は柔道の有段者ということで、暴行男はあえなく御用となったわけだが、
「注意されてムカッときた」という理由が良く分からなかった。
そこで、いろいろ調べてみた。
人はどういうときに「怒り」を感じるのか・・?
きっかけつまり、原因があるはずなんだけれど、
最大の理由は『人格を否定される』ことだと分かった。
例えば仕事のミスで上司から叱責を受ける場合、
行為上のことは本人も分かっているので、ある程度は
受け入れられるけれど、
その奥に「ダメな奴」「不必要な奴」というレッテルを貼られ、
人格を否定される恐怖心に他ならないと考えられる。
それはとても受け入れることができないのではないか、
そして分かっているけれど、追い打ちを掛けるような
言葉を浴びせられ、「見下される」という『人格否定』だ。
これも同様に恐怖心の表れである。
その男は、組織人間であり、思い通りにならない日頃の不満や
理不尽なほどの抑圧など、表に出すことができないうっせき、
それは支配されている恐怖、とも言えるのではないだろうか。
今回のケースでは”駅員”から注意をされたことなんだけれど、
そこには悪い言葉で言えば、その男の内面では「駅員ごときに」という、
自分が上目線的な見方をしているところに大きな誤りがあった。
見下していた相手から「見下された」結果、
男の悲しい【弱さ】を見透かされた気がしてならない恐怖心が、
それを隠そうとするあまりの暴行ということになったのだと思う。
支配され弱い人間であるという『恐れ』を、酔ったことで理性を失
わせ、その反動ってことなんだろうという気がしてならない。
トルストイは、
『怒りは他人にとって有害であるが、憤怒にかられている当人にとっては
もっと有害である』、と言っている。
まさに理にかなっている。肝に銘じよう。
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☆駅員に暴行し、袈裟固めで逮捕された男の悲しい理由。
酒に酔った現役の自衛官に暴行された駅員・・。
駅員は、柔道の有段者で、加害者に繰り出した技は「袈裟固め」。
12月10日午前1時20分ごろ、兵庫県明石市のJR西明石駅で、
自衛隊大阪地方協力本部所属の広報官の男(45)が男性駅員(24)
を暴行したとして、逮捕された。
警察によれば、料金を支払わずに改札を無理やり乗り越えたため、
駅員が呼び止めたが、急に殴り掛かったということだった。
(怒った挙げ句の暴行?)
駅員が、「警察を呼ぶぞ」と叫んだところ、男が逃げようとしたため、
男を組み伏せ、「けさ固め」という柔道の「寝技」で取り押さえたとのこと。
警察の調べに対して男は、「注意されてムカッときた」と容疑を認めたそうだ。
駅員は柔道の有段者ということで、暴行男はあえなく御用となったわけだが、
「注意されてムカッときた」という理由が良く分からなかった。
そこで、いろいろ調べてみた。
人はどういうときに「怒り」を感じるのか・・?
きっかけつまり、原因があるはずなんだけれど、
最大の理由は『人格を否定される』ことだと分かった。
例えば仕事のミスで上司から叱責を受ける場合、
行為上のことは本人も分かっているので、ある程度は
受け入れられるけれど、
その奥に「ダメな奴」「不必要な奴」というレッテルを貼られ、
人格を否定される恐怖心に他ならないと考えられる。
それはとても受け入れることができないのではないか、
そして分かっているけれど、追い打ちを掛けるような
言葉を浴びせられ、「見下される」という『人格否定』だ。
これも同様に恐怖心の表れである。
その男は、組織人間であり、思い通りにならない日頃の不満や
理不尽なほどの抑圧など、表に出すことができないうっせき、
それは支配されている恐怖、とも言えるのではないだろうか。
今回のケースでは”駅員”から注意をされたことなんだけれど、
そこには悪い言葉で言えば、その男の内面では「駅員ごときに」という、
自分が上目線的な見方をしているところに大きな誤りがあった。
見下していた相手から「見下された」結果、
男の悲しい【弱さ】を見透かされた気がしてならない恐怖心が、
それを隠そうとするあまりの暴行ということになったのだと思う。
支配され弱い人間であるという『恐れ』を、酔ったことで理性を失
わせ、その反動ってことなんだろうという気がしてならない。
トルストイは、
『怒りは他人にとって有害であるが、憤怒にかられている当人にとっては
もっと有害である』、と言っている。
まさに理にかなっている。肝に銘じよう。
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