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☆御岳山噴火の危険性は、事前にNHKニュースで報じられていた? [ニュース]

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☆御岳山噴火の危険性は、事前にNHKニュースで報じられていた?


9月27日の御嶽山噴火による犠牲者は1週間経った今日までに、
戦後最悪の51人という報道があった。


【出典:YouTube公式】


なぜ“異変”があったのに防げなかったんだろう。


気象庁が御嶽山に「噴火警戒レベル」を導入したのは、
平成20年3月31日からとか、なんか最近って感じに思えてしまう。


導入以来6年以上も警戒レベルは1のままだったらしい。
毎月、「火山活動に特段の変化はなく、静穏に経過しており、
噴火の兆候は認められない」との報告を出し続けてきたとされている。

噴火の2週間前には、群発地震が増加していたにも拘らず、
気象庁の噴火警戒レベルは1のままだったらしい。
関係自治体も対策を講じていなかったとされている。何んだろ?


実際には、先月9月11日に、月例報告とは別に、周辺の自治体等に対して、
山頂付近で火山性地震が昨日(10日)昼ごろから増加していること、
さらに、翌12日にも、

火山性地震の回数が増加し、昨日(11日)は85回発生し、
1日当たり80回を超えたのは、2007年1月17日以来です

などと速報を出していたとされている。



これによって、同日には、NHKのローカルニュースで、

  岐阜県と長野県の境にある御嶽山で、10日昼ごろから火山性の地震が
  増えていることや、気象庁は火口付近では火山灰などの噴出に注意す
  るよう呼びかけていることを伝えていた。 

  観測によれば、10日昼ごろから山頂付近を震源とする火山性の地震が
  増え始め、10日は51回、11日は71回(午後3時までに)観測され 1日の
  地震の回数が50回を超えたのは平成19年1月以来・・、

などと報道していたようだ。



そう言えば、2000年に噴火した北海道の有珠山は「観光地」で
ありながら、自治体として学者の予知を支持し、犠牲者を出さなかった
ことが、火山噴火史上の“奇跡”として再注目されているらしい。

  当時、周辺自治体は、すでに2日前には近隣住民ら約1万人を避難させ
  たそうで、
  噴煙は約3000メートルにも達し、国道が寸断される被害に見舞われた
  ものの、人的被害はなかったとも。

☆反対の声を押し切ってハザードマップ作成!

それって、北大教授の学者らと自治体の連携が功を奏したってこと?

  周辺自治体の壮瞥町によれば、1910年の噴火の際には、東京帝国大
  の教授が壮瞥町に地震計を設置し観測を行い、以後、噴火時には学者
  が地元と協力してきたという歴史的背景があったとはスゴイと思う。

  77年の噴火直前には、北大有珠火山観測所を設置した経緯があって、
  その後、00年の“奇跡”を導いたのは、NPO法人(研究所)と北大のO
  教授だそうで、81年から21年間、北大有珠火山観測所に勤務され、
  83年からは小学生を対象にした火山教室や、住民に向けた登山会を開
  くなどして地域の“信頼”を得てきたそうですから、ほんとに立派と思う。


観光地ゆえに「ハザードマップなんてとんでもない」という意見もあった
そうで、ハザードマップを作って、防災体制を整える重要性を訴え続け
てきたことは、やはり学者としての熱意が伝わってくる。

今回の噴火で、O氏は「御嶽山は予知できた。もっと担当職員に火山の
勉強をさせて対策をとらせるべきでした」と述べたそうで、
 
O氏は、「活火山を抱える自治体には『専門チーム』が必要」である、
と提言しているそうです。


いずれにしても、北海道有珠山噴火の教訓が生かされなかったのは、
とても残念に思う。犠牲者のご冥福を(合掌)。





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