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☆サッカーアジア杯2015、敗退のワケとロシアW杯いばらの道。 [サッカー]

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☆サッカーアジア杯2015、敗退のワケとロシアW杯いばらの道。


アジア杯準々決勝でUAEに、延長後のPK戦で負けた。

敗因はいろいろ言われている。

アギーレ監督の采配に疑問、チャンスを活かせなかった決定力不足、



(出典:YuoTube公式)



「サッカーの厳しさや勝負の厳しさ、ペナルティーの厳しさを教えられた。
今までもいろんなビッグプレーヤーがPKを外すのを見てきたが、今回
自分という点で、ずっと残っていくことは、自分としては悔しい」

「中2日でも我々の方が良いサッカーをしていたと思うし、勝負を決する
場面で決められずにPKまで行って負けたことは、自分たちの責任」


本田選手はこのように語っていた。


ではなぜ負けたのか。何が一番の問題点だったのか。

「やはり自分たちの決定力のなさなのかと思います」

「勝ち切る強さというのが、前回は挑戦者としてあった。今回は結局、
プレッシャーに打ち勝つことができなかった。 プレッシャーの中で勝てない
というのは、そういう精神力を持ち合わせていなかったと思う」

本田は、チームの完成度は上がっている。しかし日本には足りない部分
があった。それは勝負に勝つ強さ・・、と言う。
(本田インタビュー)


同様に、キャプテン長谷部も「決定力不足」と言う。

メディアもこぞって同じことを言う。「決定力不足」と。


それでは「決定力不足」とはいったい何なのか?


 68.1% 支配率 31.9%
 35本 シュート 3本
 8本 枠内シュート 2本
 18本 コーナー 0本
 54 クロス本数 4
 799 パス本数 396


大会連覇を狙っていた日本が準々決勝、120分でも決着を付けられな

かったことがこういう結果を招いたことは間違いない。

上記のデータをみて、ボール支配率からシュート数、CKの数にいたるまで

全て日本が上回っている。ペナルティエリアに侵入した回数など、勝負の

ポイントに踏み込んだデータ全て日本が勝っていたにも拘らずである。


アギーレ監督は試合後の会見で「サッカーというのはゴールを決めるゲーム

であって、今日は1-1という結果になった。こちらが1ゴールしか決められ

なかった」と語っている。

直接的な要因は得点を相手より取れず、また早い時間帯に不用意な守備から

1点を失ったことだろう。



日本が度重なるチャンスを活かせなかったことが要因と思われるが、

UAEには“格上”の日本を破るための明確な狙いがあった。


アリ監督が率いるUAEは、通常の[4-2-3-1]ではなく[4-4-2]を採用した。

司令塔のO・アブドラフマンを右ワイドに開かせ、早いタイミングから、

DFラインの背後にボールを蹴る攻撃を取ってきた。

イラン戦では67%のボール支配率だったチームが大きく戦術転換をした

ことは明確な理由があった。



中盤の支配力に勝る日本とまともにやり合たのでは勝ち目が無い。

力関係では速攻の意識を高めた方が、自分たちが効率よく得点を狙える。


日本は攻撃時はほぼ左サイドバックの長友佑都が高い位置を取るため、

ボールを奪った瞬間には必ず同サイドにオープンスペースができる。

しかも、センターバックの吉田と森重がDFラインの裏のカバーリングは

あまり得意ではないことだ。


チームの中で最もスピードがあるマブフートをいつものウィングではなく、

高い位置に置いたのは、理にかなった攻撃の効果を高めるためだった。

日本を封じたUAEの戦術は、見事であったと言える。



そして、前半7分にリードを奪ったあとは直ちに[4-2-3-1]に戻し、

アブドラフマンをいつものトップ下に配置して、守備の負担を軽減し、

カウンターの起点として前残りをさせた。

そのため日本の攻撃も、長谷部がポジションを上げられない様にした。


さらに[4-2-3-1]の1トップは、先制点をあげた快足FWのマブフートを残し、

ハリルには左ウィングで縦のボールを受ける役割を担わせた。

1トップに快足FWマブーフトを残したのは、引き続き裏を取る動きを繰り返す

ことによって、日本のDFラインの位置を下げ、ビルドアップからの攻撃の

タイミング遅らせることにもなる。もちろん、カウンターから追加点を狙える意図

もあるし、主に守備面での効果は非常に高かった。



立ち上がりでは左サイドのアル・ハマディを右に移して徹底的に長友を封じた。

アル・ハマディという選手は主力ではないのに、フィジカルが非常に強く、

攻守にハードワークができて他の攻撃選手にない持ち味がある。

アリ監督は攻撃力に勝る日本に対抗するため、彼を起用したのだ。



ようやく日本が同点ゴールを決めた後半36分まで、日本が多くのチャンスを作り

ながらゴールに見放されてしまった感ではあったが、

守備を徹底したUAEではあっても、その時間帯で完全に崩され、

柴崎のゴールは素晴らしかった。

 
やはり延長戦も含めて、35本ものシュートを放ったにもかかわらず、

ペナルティエリアにおけるフィニッシュができなかったのは情けない限りだ。

それはUAEの守備を崩し切る動きを出せなかったからだ。



失点につながった最初の10分程度はUAEの戦術と対策が見事にはまって、

そこから生じたチャンスをうまく決められてしまった形となったのだけれど、

その後の展開に関して言えば、日本が圧倒的に支配していた様に見える。


だがしかし、実際はUAEの術にまんまとはめられ、まさしくアリ地獄の中から

抜け出せないまま、そして何とかチャンスを作るも決められずに時間ばかりが

過ぎて行ったのだった。


おそらく、UAEが日本への対策を講じることなく(勿論あり得ないが)、

闇雲に戦ってきたり、先制点を決めていなかったならば、シュート数が35本

の日本とわずか3本という差で、双方がもっと競っていたとしても、

日本が3-1のようなスコアで順当に勝っていたのではないだろうか。


日本がUAEに勝てなかった要因はいろいろある。複合的に不運が重なった

とは言いたくないのだが、UAEの対策が見事ではあったし、いわゆる

ジャイアントキリングとは、勝って当たり前と予想されているチームに抱える

問題点が多く内在すると同時に、勝利した相手チームの”勝利の理由”も

確実にあるということになる。



そして「決定力不足」とは、チーム力、個人技、フィジカル・・、などなど、

それらを単純に論ずる以前の問題は、選手の『メンタル』に他ならない。


ブラジルW杯でボロ負けの総括もされずに半年、何の手立て・対策も講じ

られていない。協会の責任も問われてはいるが、

いずれにしても、監督が変わろうが、やはり重要なのは選手一人一人の

『メンタル』の問題は、何が何でも変えていかなければ世界とは戦えないのだ。


ロシアW杯への道のりは、これから永く厳しいアジア予選の戦いが続く。

このいばらの道は、メンタルを強化しなければ厳しい戦いになるだろう。




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